Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第66話 第66話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「プリステラ攻略戦リザルト」【最終回】ライに食べられかけたオットーを間一髪のところで救い出したのは、目覚めたベアトリスだった。かつて食べた“記憶”からレムの言葉を紡いで嘲笑するライに、ベアトリスとオットーはこいつだけはスバルに会わせるわけにはいかないと誓う。しかし、スバル不在のベアトリスが使える魔法は残り5発だった。魔晶石を砕きながら大魔法を連発するも決定打には足りず、ライの権能が“白竜の鱗”の人員を食らっていく。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第65話 第65話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「醜悪なる晩餐会」ミーティアを取りに抜け出したフェルトの帰還を待ち、粘るオットーたちだったが軽快に飛び回るライに翻弄され、時間だけが過ぎていく。そして二番街の制御塔では、ユリウスとリカードがもう一人の暴食、ロイに苦戦を強いられていた。ユリウスの精霊術もリカードの大鉈も、ロイは全てを知り尽くしているかのように回避する。そしてロイは互角の戦いに歓喜しながら、伏せていたはずのリカードの名前を口にする。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第64話 第64話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「テレシア・ヴァン・アストレア」ヴィルヘルムは月明かりの下でテレシアと切り結ぶ。激しい戦いが夜に火花を散らす。決死の表情のヴィルヘルムに対して無表情のテレシアだが、それはかつて“剣鬼”と“剣聖”が交わした鋼越しの求愛だった。けれどふいに聞こえたハインケルの声に、ヴィルヘルムは動きを止めてしまう。テレシアは踵を返し、ハインケルの方へ歩き出す。ヴィルヘルムは我が子を手にかけようとするテレシアに、俺を見ろと叫ぶ。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第63話 第63話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「戦士の称賛」オットーやフェルトたちとライの戦闘は続き、地下水道ではアルが再生し続けるカペラとの死闘を広げていた。そしてクルガンとの戦いのさなか、肉塊に飲み込まれたガーフィールは獣化して抜け出したのもつかの間、襲いくる亜獣への攻撃をためらってしまう。エルザの幻影になおも縛られるガーフィールの眼前で亜獣をつぶしたのは、八つ腕のクルガンだった。闘神と呼ばれた本物の英雄が、ガーフィールを圧倒する。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第62話 第62話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「レグルス・コルニアス」レグルスの権能の秘密に花嫁たちが関係していると考えたスバルは、エミリアに花嫁たちを託す。エミリアが半壊した聖堂に戻ってくると、花嫁たちはいまだ整然と座ったままだった。感情のない視線を向けてくる花嫁たちを見て、エミリアはレグルスを倒すために力を貸してほしいと告げる。長期間にわたってレグルスに支配された絶望は色濃く、感情を押し殺す百八十四番に、エミリアは自らの言葉で語り掛ける。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第61話 第61話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「リリアナ・マスカレード」吟遊詩人の一族に生まれ、独り立ちしたのはわずか13歳のとき。リリアナ・マスカレードの大冒険は、水門都市プリステラの“歌姫”と呼ばれた今も、赤と白の炎の中で続いていた。シリウスのげすの勘繰りに怒りをあらわにするプリシラに対し、シリウスは憤怒は最も忌むべき感情、自らの権能がもたらす共感と相互理解こそが愛の第一歩だと告げる。そんなシリウスに、リリアナは馬鹿なのかと投げかける。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第60話 第60話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「強欲攻略戦」アナスタシアたちが残る都市庁舎に姿を現したのは色欲の大罪司教カペラだった。龍の血に苦しむクルシュをどうすれば治せるか問うフェリスだったが、カペラがまともに応対するはずもなく、拘束されてしまう。一方、三番街ではラインハルトとレグルスによる最強対無敵の戦いが本格化していた。あらゆる攻撃を無傷でやりすごす“無敵”のカラクリを解き明かすべく、スバルとエミリアはさまざまな作戦に挑む。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第59話 襲い来るエルザたちの猛攻を退け、大兎との戦いでベアトリスとの契約を果たした「聖域」の解放から1年が過ぎた。王選に臨むエミリア陣営は一致団結、充実した日々を送っていたナツキ・スバルだったが、平穏は使者によって届けられた一枚の書状によって終わりを告げる。それは王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへ宛てたルグニカの五大都市に数えられる水門都市プリステラへの招待状だった。招待を受け、プリステラへ向かうスバルたち一行を待っていたのは様々な再会。一つは意外な、一つは意図せぬ、そして一つは来るべき。水面下で蠢く悪意の胎動と降りかかる未曾有の危機。少年は再び過酷な運命に立ち向かう。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第58話 第58話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「いつか好きになる人」スバルやアナスタシアたちは都市庁舎の会議室に集まる。そこにラインハルトたちも駆け付け、スバルたちは魔女教が要求している四つのことについて話し始める。魔女の遺骨、銀髪の乙女、人工精霊についてはある程度分かっているが、叡智の書についての手掛かりはなく、実在するのかどうかも含めて一同は頭を悩ませる。そこへオットーが手を挙げ、叡智の書をプリステラへ持ち込んだのは自分だと告げる。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第57話 第57話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「最も新しい英雄と最も古い英雄」アルは、倒した魔女教徒の一人が持っていた対話鏡を手に取る。ふたを開けると鏡が光り始め、偶然にもエミリアとつながる。想定外の事態に驚くアルに対して、大罪司教たちの居場所やベアトリスを守ってほしいなど、エミリアはさまざまなことを伝える。スバルたちの元に戻ったアルがエミリアからの言づてを果たすと、そこにガーフィールが飛び込んでくる。スバルに勢いよく抱きついたガーフィールは今にも泣きそうな顔をしていた。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第56話 第56話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「騎士の条件」まるでプリステラを洗い流すかのような濁流に飲み込まれてしまい、気を失ったスバルが目を覚ますと、そこにはプリシラとリリアナの姿があった。スバルを拾い上げた二人から伝えられたのは、放送用のミーティアを通じてカペラが告げた魔女教の新たな要求だった。スバルは怒りに震え、負けてられるかとほえる。その気概に感心したプリシラがスバルに対して褒美を取らせると告げるも、3人の眼前に醜悪な亜獣が出現する。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第55話 第55話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「濁流」 何を質問されているのか分からないエミリアの様子を見て、レグルスは自らが思い描いていた理想の乙女そのものであると話し、目を輝かせながら喜ぶ。困惑するエミリアは着替えを持ってきた百八十四番と呼ばれる女性にレグルスのことを聞く。都市庁舎の屋上でクルシュと共にロイと交戦していたスバルは、ユリウスに戦いを託し、放送用のミーティアの元へ急ぐ。そこには黒竜と後ろ手に縛られた人質の少女の姿があった。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第54話 第54話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「都市庁舎奪還作戦」ガーフィールとミミは、遊びに出てから帰ってこないというリアラの子供たちを探して、都市庁舎前の広場にやってくる。そこには切り捨てられた数十に及ぶプリステラの衛兵たちが横たわっていた。その惨劇を起こした二振りの大刀を持った巨漢に、片刃の剣を持った魔女教徒が二人の前に立ちふさがる。そしてミーティアを通じて魔女教大罪司教“色欲”担当カペラ・エメラダ・ルグニカのあくどい笑い声がプリステラに響き渡る。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第53話 第53話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「ゴージャス・タイガー」シリウスが放った炎からエミリアを救ったのは、魔女教大罪司教“強欲”担当レグルス・コルニアスだった。レグルスは気を失ったエミリアを抱きかかえ、彼女を自らの花嫁だと話す。シリウスはエミリアを焼き尽くすため、レグルスごと再び滝のような炎を浴びせる。一方、ミューズ商会へと向かうオットーの目の前で、警備員が何者かにひねりつぶされてしまう。その凶行は魔女教大罪司教“暴食”担当ライ・バテンカイトスの仕業だった。

Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season　第52話 第52話 Re:ゼロから始める異世界生活　3rd season「氷炎の結末」刻限塔に現れた魔女教大罪司教“憤怒”担当シリウス・ロマネコンティによって、スバルは訳の分からぬままに命を奪われる。シリウスの凶行を阻止すべく、刻限塔へと向かったスバルは、鎖で拘束されていた少年・ルスベルを救おうとするが、突如として言い知れぬ恐怖に襲われる。震える足を押えながら、必死に体を支えようとするスバルの耳に響いたのは、うれしそうなシリウスの声だった。疑念にとらわれたスバルに、シリウスの鎖が襲い掛かる。