Category: 花は咲く、修羅の如く

花は咲く、修羅の如く 第12話

花は咲く、修羅の如く 第12話 第12話 花は咲く、修羅の如く「花奈と修羅」【最終回】瑞希と連絡が取れなくなり、心配した花奈たちは策を弄し、瑞希の兄の光希に会いに行く。花奈たちの話を聞いた光希は、祖母によって瑞希が実家から出られないようにされているのだろうと推測する。兄として、Nコン京都大会出場という瑞希の意志を尊重してやりたいという光希は、花奈たちを連れ実家に向かう。やっとのことで瑞希と再会できた花奈たちだが、その前に瑞希と光希の祖母の薄頼真由美が立ちはだかる。

花は咲く、修羅の如く 第11話

花は咲く、修羅の如く 第11話 第11話 花は咲く、修羅の如く「仲間と家族」Nコン京都大会が迫る。花奈は瑞希の様子がおかしいと心配する。瑞希はそんな花奈を家に誘い、兄の結婚式の招待状が届いたこと、それが大会と同じ日であること、さらに自身の家庭環境について話をする。花奈に話すことで気持ちの整理がついた瑞希は、結婚式を欠席するため、実家に話をしにいくと決める。だが翌日の放課後、瑞希が2週間学校を休むと吉祥寺に聞かされ、花奈たちは驚く。それは大会を欠席するということでもあった。

花は咲く、修羅の如く 第10話

花は咲く、修羅の如く 第10話 第10話 花は咲く、修羅の如く「橘と覚悟」合同練習会。ライラック女学院高校の1年生・香玲は、上手な読みのまねをすることが上達のコツだというが、花奈は「誰かのまねでうまくなっても意味がない気がする」と納得がいかない。香玲は花奈を連れ、ライラックの先輩の牡丹鉾ぽここに上達のコツを聞きに行く。ぽここは、まず発音的に正しい読みを身につけたほうがいいとアドバイスをし、さらに花奈の読みを聞いて丁寧な指摘をする。だがその指摘を受けた花奈は逆に混乱してしまう。

花は咲く、修羅の如く 第9話

花は咲く、修羅の如く 第9話 第9話 花は咲く、修羅の如く「お揃いとすれ違い」すももが丘高校と他3校の放送部による合同練習会が開かれる。どこも強豪校であり、その実力に花奈は感心する。講師に「技術的には足りていない」が「素敵な声をしている」とアドバイスを受け、花奈はがっかりするやらうれしいやら。そんな中、昼休み、花奈は音羽高校の1年生曇美咲と一緒に昼食をとることに。先に昼食の約束をしていた杏に美咲を紹介しようとするが、二人は幼なじみだった。だが、美咲と会った杏はなぜか面白くなさそうな様子を見せる。

花は咲く、修羅の如く 第8話

花は咲く、修羅の如く 第8話 第8話 花は咲く、修羅の如く「満足と未完成」花奈たちは修羅の舞台を見に行く。開幕し、静寂の中、修羅が声を発する。修羅はただひと言で客席の空間を支配し、その口から紡がれる言葉は観客の思考を掌握した。修羅はあまりに圧倒的だった。花奈は、修羅との実力差に打ちひしがれる。修羅の背中は果てしなく遠いと、悔しさを感じる。花奈はもっと、もっと練習して、うまくなりたいと決意を新たにする。その頃、冬賀はドラマ部門へ提出する作品の音楽作りに悩んでいた。

花は咲く、修羅の如く 第7話

花は咲く、修羅の如く 第7話 第7話 花は咲く、修羅の如く「姉と弟」秋山には「詩人になりたい」と家を出た姉がいた。そんな自身の家庭環境をモデルにして、秋山は脚本を書き上げる。初めて書いた脚本ながら完成度は高く、花奈ら放送部のみんなは感心しきり。監督や編集等のスタッフ、花奈や杏らのキャスティングも決まり、Nコン創作テレビドラマ部門へ応募する作品作りがいよいよ始まる。だが、スケジュールには余裕がなく、慣れない作業に四苦八苦しながらも、部員一丸となって撮影が進められていく。

花は咲く、修羅の如く 第6話

花は咲く、修羅の如く 第6話 第6話 花は咲く、修羅の如く「原稿とパンケーキ」花奈らは、Nコン京都大会に朗読かアナウンスかどの部門でエントリーするかを決める。作品制作しかしないと決めている冬賀はそのどちらにも出場しない。吉祥寺は冬賀に創作ラジオドラマ部門へ向けての作品作りを勧めるが、冬賀は創作テレビドラマ部門に作品を提出したいという。テレビドラマを作るには、オリジナル脚本が必要であり、秋山に白羽の矢が立つ。脚本ができるまでの間に、朗読組は大会で読む原稿をまとめることに。

花は咲く、修羅の如く 第5話

花は咲く、修羅の如く 第5話 第5話 花は咲く、修羅の如く「アオハルと雨傘」Nコン京都大会のエントリー締め切りが迫っていた。どの課題図書を読むべきか迷う花奈は、ついに心の底から読みたいと思う本に出合う。しかし杏はその選択を強く否定し、「勝ちたいならアタシに従いなさい」と別の本を読むように言う。花奈は、杏が自分のことを考えて言ってくれているのは理解しつつも、“好きな本”を読みたいとの思いは揺るがない。杏との間に深い溝を感じる花奈は、「仲良くなりたい!」と行動を起こす。

花は咲く、修羅の如く 第4話

花は咲く、修羅の如く 第4話 第4話 花は咲く、修羅の如く「初めてと友達」Nコンで読む課題図書の選択に迷う花奈は昼休みに放送部へ相談に行くが、瑞希に誘われ昼の校内放送“SMGラジオ”に出演することになる。瑞希の軽妙なトークに感心する花奈だったが、原稿にない質問にうまく答えられずしどろもどろになってしまい、意気消沈する。クラスメートの猫井未唯子と話すことで元気をもらった花奈は、もう一度SMGラジオに挑戦しようかどうしようかとためらう。そんな花奈に副部長の整井良子が声を掛ける。

花は咲く、修羅の如く 第3話

花は咲く、修羅の如く 第3話 第3話 花は咲く、修羅の如く「夢とお泊まり」放送部顧問の吉祥寺博美に、花奈ら新入部員は手厳しくも的確な指導を受ける。吉祥寺は理想の朗読として修羅の名をあげる。瑞希や杏は、相手が修羅であろうと誰であろうときたるNHK杯全国高校放送コンテスト・通称“Nコン”では上を目指す、全国決勝に行くと闘志を燃やすが、花奈は浮かぬ顔だった。読んで楽しいだけでは駄目なのか、勝ちたいと思わなければ駄目なのかと悩む。瑞希はそんな花奈を「うちに泊まらねーか?」と誘う。

花は咲く、修羅の如く 第2話

花は咲く、修羅の如く 第2話 第2話 花は咲く、修羅の如く「好きと才能」放送部に入部した花奈は、新入部員同士で自己紹介ならぬ他者紹介を行うことになり、冬賀萩大とペアになる。冬賀は原稿を作るため花奈の強みを教えてくれというが、花奈は自分の強みが分からず、「昔から朗読が好きだったの。でも、それだけ」と口ごもってしまう。だが、冬賀は好きという気持ちが強みだと花奈を肯定し、花奈の朗読を聞き感心する。花奈は、冬賀の反応をうれしく思う反面、同じ新入部員の夏江杏の実力に気後れしてしまう。

花は咲く、修羅の如く 第1話

花は咲く、修羅の如く 第1話 第1話 花は咲く、修羅の如く「花奈と瑞希」幼い頃、春山花奈はテレビで天才子役・西園寺修羅の朗読を見て憧れ、自らも朗読を始める。いつしか近所の子供たちに朗読会を行うようになり、子供たちもそれを楽しみにしていた。中学卒業後の春休み、朗読会を終えた花奈に、「いい声しているな!」とすももが丘高校放送部部長・薄頼瑞希が声を掛けてくる。そこで、花奈が同じ高校に進学すると知った瑞希は「朗読好きなら放送部に入れよ」とスカウトする。その誘いに花奈は心揺れる。