鬼人幻燈抄 第10話 第10話 鬼人幻燈抄「雨夜鷹」安政二(1855)年、五月。直次は甚夜と酒を交わした帰り道、ある軒下で雨宿りをすることに。ついていないと愚痴をこぼす中、隣に入ってきたのは手拭いを被った着物の女。夜鷹と名乗る女の美しさにすっかり見ほれた直次は、頬を真っ赤に染める。そこで彼らの視線の先に、一人の男が現れる。直次の目には兄、定長にそっくりに見えたその男を、夜鷹は“昔の男”だと告げる。 ➡➡➡ B9good.orgB9dm.org Post navigation Summer Pockets 第9話