B9good.top
雨と君と 第8話
第8話 雨と君と「鳴き声」打ち合わせで藤が1日外出することになり、「君」は1人で留守番をすることに。玄関のドアが閉まり、部屋は一気に静まり返る。「君」は水を飲んだり、おもちゃで遊んだり、藤の部屋をのぞいたりして過ごす。ふと窓の外を見ると、冬の青空を飛行機が軌跡を残しながら飛んでいた。日が暮れ、打ち合わせを終えた藤が帰宅する。「君」が足元へとやってきて、「ふーん…」と寂しそうに鳴き驚く。「君」と出会って以来、初めて聞いた「君」の声に、藤はほほ笑みを浮かべる。