鬼人幻燈抄  第2話

第2話 鬼人幻燈抄「鬼の娘」鬼となった甚太は夜来を受け継いだことで甚夜と名を変え、葛野を後にする。故郷を離れて10年、甚夜は“刀一本で鬼を打つ男”という異名を持つ浪人として江戸で暮らしていた。ある時、日本橋にある大店・須賀屋の主人から娘の護衛をしてほしいと依頼が入る。その店の使用人いわく、娘の部屋に面した庭先で「娘ヲ返セ」と繰り返す鬼が現れたという。

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