鬼人幻燈抄  第3話

第3話 鬼人幻燈抄「貪り喰うもの(前編)」須賀屋の一件から、はや3年。甚夜は、店主とおふうの親娘が営む行きつけのそば屋・喜兵衛で、近ごろ辻斬りが起きているといううわさを聞きつける。獣に引き裂かれたような無惨な死体ばかりで、なぜか死体と行方不明者の数が合わない。町では鬼の仕業ではないかとささやかれていた。その夜、早速うわさの現場へと向かった甚夜は、女の悲鳴と血塗れのむくろに出くわす。

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