鬼人幻燈抄  第5話

第5話 鬼人幻燈抄「幸福の庭・前編」時は嘉永六年(1853年)、秋。そば屋・喜兵衛のなじみ客で、武士の三浦直次在衛にはある悩み事があった。自分には三浦定長という名の行方知れずとなった兄がいるが、周囲の誰も、父や母でさえ「お前に兄などいない」とその存在を覚えていないのだという。直次、そして店主とおふうに頼み込まれた甚夜は、怪異の真相究明に挑むことに。

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